@ 導入準備をしましょう。
最初に購入水草、水草の育成方法を決めましょう。
育成方法は大きく分けて3種類有ります。
次に器具等の購入です。
最後に水草ポットの購入を個人的にはお勧めします。
A 水草を購入しましょう。
次は水草の購入です。
ショップでは、まず水草の状態を確認しましょう。
葉のチェックポイントですが、まずは葉の色がグリーンで冴えているものを選びましょう。
茎ですが、まずは太くて丈夫そうな水草を選びましょう。
最後に個人的にお勧めの水草は、アナカリス・アヌビアス系です。
アヌビアス系も育成が容易で初心者向きです。
我家では、色々な水草を使用したのですが、結局この2種しか生き残れません。
B 水草を消毒・洗浄しましょう
水草を植える前処理として消毒・洗浄を行います。
●洗面器等に水草を入れて水道水で洗いましょう。
次にスネール等の生物を取り除きましょう。
正直、手間が掛かり大変なので自分は我流で裏技を使ってます。
スネール(カワコザラガイ)
スネールB(サカマキガイ)
C 毒抜きをしましょう。
これは必ず行う必要はありませんが、行った方が安心して水草を導入する事が出来ます。
●洗浄した水草をカルキ抜きした水に入れて置きましょう。
D 水草を植えましょう。
前処理が終わりましたら、水槽に水草を植えます。
(有茎水草の場合)
(根生水草の場合)
(着生水草の場合)
(浮葉水草の場合)
これで、水草の導入は終了です。
●水草育成の四大要素●
E 注意
最後に、いらなくなった水草は確実に処分しましょう。
(水草はカタログ・種類ページを参考に決めて下さい。)
(1)底砂に植えて育成する。
(2)ポットに植えて育成する。
(3)水槽に浮かべて飼育する。
どの育成方法でも良いのですが、育成方法で必要な器具が変わりますので決めて置きましょう。
最低でも照明・砂利を準備して下さい。
照明ですが、これは水草が生長する為に行う光合成に必要な光を供給する為です。
照明は水槽セット等に付属している照明でも何でも構いません。
もし予算に余裕が有るのであれば、水草育成用のライト(球)に交換すると良いですね。
水草育成・鑑賞にとても有効で成長が良くなります。
砂利は水草を植える為に必要になります。
種類はどれでも良いので、量は水槽サイズ・ポット等に合わせて購入して下さい。
深さ4〜5cm程度必要になります。
浮葉水草や(3)で育成する方は、特に購入の必要は有りません。
自分は水槽に砂利を入れずに金魚を育成している為ですが、
直接水草を植える方でも、砂利掃除時に水草が邪魔になる為、移動・植替えが必要になります。
ポットだと簡単に移動出来て楽ですし、根を傷める危険もありません。
植替えで水草を枯らす心配も有りませんので、ポット飼育をお勧めします。
事前に購入する水草を決めて、特徴を把握しておくとショップで迷う事も無く、失敗する事も無いでしょう。
初心者の方は、アナカリスやカボンバ等の金魚草と言われる、
育成が容易で丈夫な種類が良いと思います。
購入する水草を決めたら、ショップに購入に行きましょう。
金魚の購入と同じで、水草購入の基本は傷んでいない水草を購入する事です。
水草のチェックするポイントは葉・茎・根の3箇所です。
ただし、根は砂利に植えてある為、お店で確認する事は難しく殆んど出来ません。
実際は目に見える葉・茎で判断する事になります。
元気な水草は活き活きとしたグリーン色です。
(一部、元々赤色の水草等もあります)
変色している水草は健康状態が怪しいので購入を控えた方がよいでしょう。
次に葉の形が綺麗なものを選びます。
葉がちぢれていたり、溶けた様になっている水草は、病気になっていたり栄養不足で育成不良の可能性があります。
細い水草は栄養・光量不足で育成された可能性が有りますので購入を控えた方がよいでしょう。
次に茎の根元の状態を確認し、色が変わっていないものを選びます。
色が変わり枯れそうであれば、根が傷んでいる可能性がありますので購入を控えた方がよいでしょう。
以上のポイントを注意深く観察して水草を購入して下さい。
アナカリスは金魚藻と言われる水草で、育成が容易です。
繁殖力も強いので、上手に育成すれば自分で増やす事が可能でお得です。
水草が硬く丈夫なので金魚に食べられる事が少なく長持ちします。
生長も遅いので手入れも殆んど必要有りません。
少々値段が高い水草ですが、長持ちするので結果的にはお得です。
(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
目的は、水槽内にスネール(貝)や寄生虫等を持ち込まない為です。
消毒と言っても、水道水を消毒薬として使用しますので、消毒薬などの薬品は必要ありません。
水道水=消毒薬になる理由ですが、水道水に含まれているカルキ(塩素)には消毒・殺菌効果がある為です。
消毒・洗浄のやり方は、洗面器等に水道水を入れ、その中に水草を浮かべて揺すり洗いを行います。
あまり力を入れて洗うと、葉が抜けたり、茎が折れたりするので注意して行いましょう。
洗浄のポイントは、まず葉に付いているコケや卵などを綺麗に洗い落としましょう。
コケが少量でも付着していると水槽で大繁殖する恐れが有りますので、それらを水槽内に持ち込まない様にします。
スネールとは、巻貝の総称で水槽のゴキブリと言われている嫌われ者です。
購入したお店によるのですが、高確率でスネールはいます。
水草には必ず張付いており、導入すると水槽に持込んでしまうと思って間違い無いです。
スネールは一度持ち込んでしまうと完全除去するのに非常に苦労します。
このスネールの除去は、一般的には揺すり洗いとピンセット等での直接除去です。
地味で大変な作業ですが、絶対水槽に持ち込まないつもりで除去しましょう。
やり方は、お湯でのすすぎ洗いです。
水では無く、お湯(42度程度のお風呂ぐらい)で洗うのです。
お湯に入れると、張付いていたスネールがスグ剥がれ落ちて取り除くのが非常に楽です。
これを行うとほぼ完璧に除去する事が出来ます。
注意点は、水草がダメージを受けて枯れる恐れがあるので手早く行いましょう。
アナカリスは何度か枯らしてしまいました。。。
お湯・カルキは短時間ならば問題ないのですが、長時間だと水草にもダメージを与える為です。
スネール(ヒラマキミズマイマイ)
よく見かけるスネールの1種です。
水草導入時に我家で捕獲したスネールです。
こいつらは、ジワジワ増殖します。
よく見かけるもう1種のカワコザラガイです。
このスネールの増殖スピードは凄いです。
あっという間に増えます。
ネズミ算式です。要注意です。
サカマキガイと言うスネールの1種です。
水草導入時に我家で捕獲したスネールです。
これも、ジワジワ増殖しますね。
最近の水草は養殖されており、中には短期間に急生長させられている水草もあります。
それらの水草は、育成中に虫が付かない様に防虫剤を使用されている事が多いのです。
一応出荷の時期には生体に影響が出ない程度には洗浄されている筈です。
が、絶対と言い切ることは出来ません。(;¬д¬) アヤシイ
この防虫剤の毒抜きという事で2,3日間、水に入れて毒抜きをする事をお勧めします。
特に水質変化に弱い種類、稚魚、エビ等甲殻類がいる場合は要注意です。
やり方は、カルキを抜いた水中に入れて防虫剤が抜けるのを待つだけです。
この期間中に取り損ねたスネール等がいないか観察・対処するとなお良いですね。
水草のトリートメント期間と考えて下さい。
(2,3日間)
水草の種類によって植え方が違いますので注意して下さい。
購入時は鉛板で数本まとめてあると思いますので、バラバラにして下さい。
バラバラにしたら1本づつ植えていきます。
茎の根元をピンセットで軽くつまみ、田植えの要領で垂直よりやや斜めに植え込んで行きます。
まず、底砂を軽く指先で穴を掘ります。
そこに、水草の茎と根をそっと差し込んで埋めます。
その時に茎・根を痛めない様に注意して行って下さい。
これは、何処に着生させるかを決めます。
決めたら、その場所に糸等を使って結わえて置きます。
しばらくすると根が巻き付き着生します。
金魚に引き抜かれる可能性が高いので、根付くまでは別の水槽で育成する方が良いでしょう。
これは、水に浮かべるだけです。
水草同士が重なったりしない様に注意だけして下さい。
あとは、水草の手入れを行いながら育成して下さい。
水草育成に必要な要素に、水・栄養分・光・二酸化炭素の4つ有ります。
水ですが、これは水槽内に大量に有り、これを供給されます。
栄養分ですが、これは金魚の糞や餌の食べ残し等から発生し、供給されます。
光ですが、これは室内飼育であれば部屋の照明、室外であれば自然光で供給される事になります。
二酸化炭素ですが、これは金魚が呼吸する事で発生し供給されます。
この四大要素のうち水以外は不足がちになります。
本格的な水草水槽にするのであれば、補充する必要が有ります。
今回は、そうでは無いので特に必要は有りません。
ショップで販売されている水草は殆んどが外来種です。
これらを、川・池・沼等に投棄してしまうと繁殖してしまい自然のバランスを壊してしまう恐れがあります。
実際に大繁殖してしまい、問題になっている水草も有ります。
責任を持って処分しましょう。
天日干し等で枯らしてからゴミに出して下さいね。
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